体外衝撃波療法 7回目 終了(足底腱膜炎)
この治療も三ヶ月。
つまり、これで終了になります。
アロマオイルや下肢のマッサージがよいのか
痛みは少し軽くなってきている感じもあるので
とりあえず、最後の治療に期待したい気持ちはありました。
エコーは当ててくれたものの、全然違う箇所だし、
だいたいが画面に何も映ってないし、PTさんは画面を見てもいないし。
ということで、固定をするときにPTさんにわからないように
足をこっそり動かして、最も痛む箇所に衝撃波が当たるようにしました。
・・・こんな感じで衝撃波を当ててきて、どの患者さんも軽快しているんだろうか、
軽快しているからこんな感じなのかなぁと、やはりちょっと不思議ではあります。
終了後にドクターとの面談?
数ヶ月後に軽快する人もいるので、ここで終了ということになりました。
某サッカーチームのドクターもしてる(=スポーツ医学に強い、多分、筋肉、腱のトラブルに強い)
ここでもこんな具合でした。
負担がかかる箇所ですし、治療効果が出るには難しい部分なのだとは思います。
整形外科というところは、日常生活の質(QOL)が著しく下がる症状には
一応、対応しようとはするのですが、
筋肉や腱などは痛みが強く残ることも多くて、
ある程度、定められた取り扱いに即した治療が終われば
事実上<我慢してください>ということになりがちな部門ではあります。
これまでの整形外科では筋や腱の問題を何とかすることは
難しいのだろうなという気もします。
痛みの機序も
いかにもそれらしく説明してきたものが実は
どうも違っているものがあることがわかってきたものもあるし。
それについては、ほかの分野の人たちが感づいていた節もあります。
一緒に働いていたドクターたちは
そういう人たちの仕事やそういう人のところに行く患者さんを馬鹿にしていたけれど
(あくまで過去形で、最近のドクターはどうか知りません)
お金も時間も体力もかけて、痛みも取れず、治療はおしまいと言われ、
やむなくそういうところに行くしかない患者さんの気持ちを思えば、
そうした業種がまだあって、
患者さんがそこに助けを求めなければならない構図の一端を
担ってきたのは本当は誰かと、
ほかに助けを求めるしかない人、それを受け入れてきた人たちを
西洋医学に即していないという理由だけで馬鹿にしていいのかとも思います。
アメリカでは、分子量が大きくて経皮吸収されないということで
パップ剤は使われなくなったとか言う話を聞いたことがあります。
(東○大学医学部付属病院の先生の講演を聴く機会があって、
そこで話されていたことでした。信憑性については不明です。
パップ剤は日本特有の物というのも聞いたことがあります。)
ただ、実際にはパップ剤は楽だし、気持ちがいい。
手軽な冷罨法の一つということでしかないのかもしれないけれど、
急性期の痛みと熱感や腫れのある者にはありがたい外用薬です。
というわけで、腱膜炎で痛む足を引きずりながら、
毎日、3時間ほど雪投げをして、熱くなって腫れた足には
パップ剤は本当に助かります。
ネットでは治療後半年位して、軽快が見られたケースもあるようなので
いろいろ試しつつ、時間の経過を待ちたいと思います。