あ・うんの呼吸
昨日の小谷野選手(オリックス)のエラーを見ていて思いました。
確かにあれはエラーなんだろうけれどワンバウンドの送球は
十分考えられることでした。
(送球のポイントはよくなかったように思います)
彼は過去に肘を手術していて、それ以降、サードからファーストへは
ワンバウンドでの送球が多く、そのため捕球しやすいポイントを狙っていました。
ずいぶん、努力されてたんだと思います。
何度も彼の送球を受けていれば、高い確率でワンバウンドで来るだろう
というのは予測がついただろうと思います。
厳しいところからの送球を繰り返せば、互いにとって、
(そのファーストにとって)どこが受けやすいのか、
(小谷野というサードは)どこらへんまで投げられるのかがわかってくるし、
そうすれば、もしかしたら昨日のような場面で、
エラーは少なくなってくるのかなと思います。
日ハムの野球を見ていて思うのは、野球ってチームスポーツだってこと。
特に5~6年前くらいのあのチームは
野手の地味で、普通にやってるようなすごいプレーが、
投手の防御率に確実に貢献してました。
お互いのあうんのプレーが
見ていてわくわくするようなダブルプレーにもなるし、
ヒットになっておかしくない打球をキャッチして、
本当は何点も取られていたはずなのに
ダメージなしどころか盛り上がっちゃう♪
それが打撃のつながりにも生きてきます。
野球って、おもしろいなぁと思いました。
おもしろすぎて、裏も表もトイレに行けないのが大変でした。
春のキャンプでフォーメーションプレイなんかを見ていると
この時期に、どれだけ呼吸を合わせられるのかが試合に出てくるのかなと思えて
GAORAのキャンプ中継も目が離せなくなってしまいます。
メンタル面でのものも抱えている小谷野選手だから
すこし長い時間がかかると思うけれど、
移籍したチームでも息の合ったプレーができるようになればよいなと思います。
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