足底腱膜炎、取りあえず完治?

foot

 

一昨年の今頃、足底腱膜炎のために、
断続的に3ヶ月、7回の体外衝撃波治療をしました。

終了時には、正直に言うと軽快した感じはありませんでした。
治療半年くらいを経過してから軽快するケースもあるとのことで
湿布やマッサージをして、半年が過ぎるのを待ちました。

でも、結局、軽快はしませんでした。

さすがに、二度目の足底腱膜炎なので、
歩き出しのみではなく、足を使っている間、痛みは持続していましたが、
幸いなことに、杖をつかなくても何とかなるくらい。

ただ、これがずっと続くとなると、やはり気が滅入ります。
日常生活への影響だってあります。

それで、地域の公営温水プールで週1でやっている、
アクアダンス教室にはいってみることにしました。

スポンサーリンク

アクアダンスをやってみる

去年は(この足に加えて)
後頭神経痛の強い痛みが春から夏まで続いていて、
本当にストレスがたまって、やけになっていたというのもありますが、
やや積極的にリハビリテーションをして、血流をよくすることで、
周辺組織の回復とか、せめて固くなった組織が柔らかくなって、
痛みが軽くなればよいなと思ったのです。

それが去年の9月のことでした。

準備運動を入れて50分のアクアダンス。
ダンスとはいっても、音楽に合わせての水中フィットネス運動です。

全員で同じ方向に円を描いて走った後、
逆向になって、水流にあらがいながら走るとか、
力を抜いて水に浮きながらのストレッチなんていうのもあって、
それほどの運動量ではないけれど、
水から上がると身体が1時間くらいホカホカします。

全員で動くことで、水の流れができるので、
自分の身体が流れないように、
足の裏でプールの底をつかむようにしないと
思うような姿勢が取れません。

ほとんどの人はアクアシューズを履いていましたが、
足の裏には裸足がいいと思って、シューズなしで続けました。

最初の1、2回、プールの中ではさほどではなくても
プールから上がった後の足の裏の痛みはそこそこ強くて、
想定はしていたものの、
この痛みは軽くならないのかなとも思いました。

痛みの変化

ひと月くらいが経った頃、
私自身が動きになれてきて、足の裏への負担が減ったのか、
それとも、アクアダンスが足の裏へのよいリハビリになったのか、
プールから上がった後の足の裏の痛みは
ずいぶんと軽くなっていました。

最初は半信半疑でしたが、
毎日の動きの中で感じていた、足の裏の痛みも
軽くなっていったような気がしていました。

アクアダンス教室の終了する3ヶ月目には、
水中でも、陸上でも、ずいぶんと痛みは軽くなり、
痛くてふらつくことも、何かに捕まってあることも、
足を引きずって歩くことも完全になくなりました。

歩くときに足の裏が引きつれるような
ピリピリとした痛みはありましたが、
動きに影響を与えるような感じではなくなりました。

それが11月の終わり。
いつもの冬と同じように、
雪が降るたびの除雪が、日課のようになっていきましたが、
足の痛みは強くはなっていきませんでした。

それは少しずつだったのだろうと思いますが、
たまにその存在を忘れるくらいの痛みになっていきました。

痛みが消えた・・・

子どもたちの受験や、そのほかいろいろなことが秋から重なって
本当に忙しい中をやりくりして、今度は入学の準備。

ある時、「あれ?」と思いました。
私の足の痛みはどうなっているんだろう・・・と。
全然、痛みがありません。
除雪でくたくたの中、いろいろ歩き回っていたのですが。

これも、きっと気のせいで、
<脳がモルヒネ様の物質でも出して、痛みをマスキングしているんだろう。
そのうち、また、きっと痛くなる>
そう思っていました。

それから、半年。
忙しすぎて、感音性難聴を起こしたり、
平日は1日数時間を車内で過ごすことで
臼蓋形成不全の両股関節の痛みが強くなって、
夜もろくろく眠れなくなったりしていますが、
足裏の痛みは出てきません。

ということは取りあえず、
足底腱膜炎はいったん?完治ということなのかな
と思っています。