咳喘息の話

年末から、どうにも心臓の調子がよろしくなく、   
ドクターと相談して、ある漢方薬を使ってみることにしました。    
数日で楽になり、時折出かかっていた不整脈もすっかり治まりました。    
そうして数ヶ月。体調はそれほど悪くはないのに、    
軽い風邪でもひいたのか、咳が出るようになりました。    
微熱はあるのですが、それ以上の症状は何もありませんし、    
風邪薬や咳止めを飲んでも、咳が止まりません。    
ドクターに診てもらうと、風邪ではなく<喘息>だといわれました。    
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運動性喘息やダストやダニが原因と思われる喘息は      
これまでも何度かおこしてきましたが、今回のは不明。      
だしてもらった吸入薬を使って、様子を見ることにしました。      
ところが数日経っても、一週間が過ぎても咳は全然おさまりません。      
あまりにも反応がよくないので、ステロイドを使ってみることになりましたが、      
こちらもほとんど反応なし。      
どこかにアレルゲンが絶対にある・・・とドクターに言われて思いついたのが      
例の「漢方薬」      
ドクターに聞いてみると<漢方薬>のアレルギーは珍しくは無いそうで、      
今回の<咳喘息>も、<漢方薬が原因となっているかもしれない>ということでしたから、しばらくやめてみることにしました。      
それから一週間ほどがたって無事に咳は治まりました。       
代わりに胸の苦しさも復活・・・。      
どちらがよいかというと、微妙な感じではありますが、      
心臓の方はまた、自分に合う薬をゆっくり探すことにしました。      
(でも、最近は薬が無くてもなんとかやっていけるくらいの調子になりました)
卓球の福原愛さんも咳喘息だったそうですが、      
なかなか大変だったろうなと思います。      
結構疲れるんですよね、咳って・・・。      
この咳喘息、ようやく世間に認知され始めた言葉ですが、      
15年ほど前は、まだあまり知られていない言葉でした。      
娘のクラスメートのお父さんが、風邪といわれて      
ずっと咳止めを飲んでいたけれどよくならず、      
たまたま、セカンドオピニオンを求めて診てもらったのが      
偶然にも喘息が専門のドクターで、「咳喘息」と診断されたのですが、      
そのときには咳がひどすぎて、肋骨を骨折していたといいます。      
そのドクターのところで、喘息の治療をしてから軽快されたと聞いていますが、      
本当におつらかったと思います。      
長引く咳にはくれぐれも注意しなくてはいけないですね。