乳がん検診終了
2年に1度、子宮がん検診と乳がん検診に行ってます。      
子宮がん検診は2月に、婦人科に行ったついでに済ませてました。       
乳がん検診のほうは先月に市からのお知らせが届いてたので       
重い腰を上げるような感じで先週、いってきました。       
問診票を書いて診療科に出して、       
マンモグラフィーを受けてから、       
診療科で触診。       
同じ病院で、ずっと乳がん検診してもらっているけれど、       
初めてマンモグラフィーをした時には、こちらもドキドキだし、       
乳房を片方ずつ機械ではさんで(というか思いっきり締め付ける感じ)       
撮影するからなかなか痛いし、       
技師さんも慣れてなくって、       
撮り終わったら2人ともうっすら汗をかいてた…なんて状態でした。       
今じゃ、双方ともすっかり慣れてしまって       
「こっちに肘のっけて、       
こっちの手でここの襟を引っ張って~。       
はさみますよ~。」       
と、やや手の込んだレントゲンを撮る程度の感じで済むようになりました。      
ちゃんとした結果は郵送で後日届くんですが       
触診とパッと見のマンモグラフィーの画像では異常なしのようで、       
ひと安心。       
…私の住むご近所にも、昨年、乳がんと診断された方がいます。       
結構、進行していたらしく、       
手術後、放射線治療と通院での化学療法を行っているという話を聞きました。       
(全然、みかけなくなってしまったんです)       
乳がんは日本人女性においては最も罹患率の高いがんといわれています。       
確か今は12人に1人くらいの割合。       
昔よりも増えていたんじゃないでしょうか。       
また、壮年層(30~64歳)の癌としては一番死亡数が多い癌です。      
治療や研究も数十年前とはずいぶん進んできていて、       
やたら怖がることはないのかもしれませんが、       
それぞれの人のがんのタイプや進行度によって       
悪性度が高くなれば転移もしやすいし、予後も悪くなるので、       
きちんと検診は受けたほうが絶対によいです。       
私自身、乳がんで亡くなられた方を2人見てきました。       
20年ほど昔のことで、今とはまた事情も違うのでしょうが、       
テキストや本では語られない部分というのはやはりあって、       
とにかく早くみつけなくてはならない癌という印象が       
非常に強くあります。       
私が検診に行っている病院は       
マンモグラフィーと診察の予約をとってくれるようになっていたので       
(以前は普通の外来患者に混じって、順番待ちでした)       
受付から会計まで30分ほどで終了しました。       
病院への往復も入れれば、確かにある程度の時間はかかってしまいますが、       
それでも、自分の命や人生、周りの人への影響を考えれば       
やりくりできない時間ではないと思います。       
目が離せない障害者、認知症の人の介護をしていたり、       
職場が猛烈に忙しいとか       
人によってさまざまな事情はあるものだけれど、       
誰かにお願いするとか有給を取る(取ってもらう)とか…。       
そして、そういう人的環境を日頃から作っておくというのが       
検診などのためというよりも、       
いざ何かが起きた時のために大事なことだと思います。      
人間、何が起きるかなんてほんとにわからないものなんですよね。