低気圧と身体の変調

ここ1週間ほど、ろくろくPCも開けなかった理由のひとつ。
それが低気圧(T^T)でした。

一昨年の追突事故から一年くらいは、低気圧がくるたびに
石にでもなっているのかと思ってしまうくらいの首の強いこりと痛みと
顔の左半分のしびれが出てました。

ここ半年くらいはそういうこともなかったので、
ほとんどよくなってきたのかなと思ってました。

先週の半ばから
強い頭痛と強烈な肩こり+痛みが出てきて
なんだか、いつもとは違う風邪みたいと思いました。
週末には思いっきり暴風雪。
ふらふらしながら何とか雪かきをしてました。

いつもなら、少しくらいの熱や痛みは我慢して雪かきもできるのに、
今回はつらくて、つらくて、家事も思うようにこなせません。

頭痛に効くというツボを押してたり、肩を温めてみたり、
お風呂で温まったり、マッサージチェアのお世話になったり、
どれもだめなら試しにと頭を冷やしてみても、どれもダメ。

この間、私の住んでいるエリアはず~~っと暴風雪。

そのうちに頭痛は完全な片頭痛になって、吐き気と軽いめまいと
眼の奥の痛みやチカチカする感じもあって、頓用の頭痛薬を飲みました。
若干痛みが和らぎはするけれど、かなりつらくて、
久しぶりにゴロゴロ(といっても休めているのでなく、苦しくてもだえてる感じ)
してました。

(同時に関節痛と発熱とのどの痛みも出てきて、
ようやく、いつもの風邪っぽくなったなぁ・・・と思いましたが、
いつものよりはずっとつらいので、何が起きているんだろうと思っていました。)

数日続いた暴風雪がやや静まって、警報が解除されて、
それからさらに半日以上も過ぎてから、ようやく天気がしっかり収まりました。
今期、最長の荒れっぷりでした。

気がつくと私の頭痛や首の痛みも、つきものが落ちたように
すっかり消えていました。

そうして、あれは低気圧のせいだったのだと気がつきました。

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若い頃、若年性の関節リュウマチを患って、低気圧が近づいてくるたびに
あちこちが痛んだり、はれぼったくなったりしていましたが、
そういうことが起きていることを信じてくれるドクターはいないどころか、
変な患者、心気症の患者とみられるのがオチでした。

悔しくて、気象と医学の関連について扱っている書籍や雑誌はないかと、
医学部の図書室で調べたことがあります。

書庫もくまなく調べて、あったのは数冊の書籍だけで
内容も関節痛や喘息の誘因として天気の崩れがあるようだという内容のものでした。

当時はそうしたことを認めて、活字にするだけでも大変な時代だったんだなと
今では思えますが、
事実を医者に報告して、相談しただけなのに
変人扱い、ダメ患者扱いされた悔しさを忘れることはできません。

1950年代、すでにドイツでは医学と気象の関係が注目され始めたようで、
いったん、そうした分野への注目も薄れた時期があったそうですが

1990年ごろからは、
虫垂炎、うつ、てんかんなど30種類もの疾患についての、医学気象情報がテレビで一般国民向けに配信されるようになりました。

現在はEU諸国や北米でも、こういった情報が一般市民向けにテレビなどで公開されているそうです。>
(カラダノート http://karadanote.jp/5057 より抜粋)

今回のことをきっかけに日本でもそうしたサービスはないか調べましたら
バイオウエザーサービス というサイトがありました。

見られる予報は「関節痛、ぜん息、お肌」ですが
実況天気図、1週間の気圧配置図も見られるので、若干の知識があれば
この日はやばそうというのも自分でなんとなく見当がつくかと思います。

また、世界の天気や全球の雲画像もあって、気象サイトとしても
とっても楽しいです。

この分野、日本でももう少し実生活に役立つ方向で
研究が進んだらいいのに・・・と思います。